NISAをはじめるにはNISA口座だけを開設すればよいのではなく、NISA口座を開く証券口座にまず総合口座を持つ必要があります。
証券口座(総合口座)は銀行口座のように複数の証券会社でそれぞれ開設が可能ですが、NISA口座は1人1口座しか開設できません。
ここではSBI証券でNISA口座を開設する手順をご紹介します。
SBI証券での取引がはじめての場合
「SBI証券」では総合口座とNISA口座を同時に開設することができます。
GoogleやYahooなどで「SBI証券」と検索し、SBI証券の公式ホームページの下の「NISA口座開設はこちら」という表記(赤枠)をクリックします。
NISA口座開設ページが出てきたら「無料で口座開設する →」をクリックします。
メールアドレスの登録
「メールアドレスの登録画面」が出てくるので、登録したいメールアドレスを赤枠へ入力して「メールを送信」します。
認証コードの入力
登録したメールアドレス宛にSBI証券から「【SBI証券」口座開設申し込み用認証コードのご連絡」というメールがすぐに届きます。
「認証コードの入力」画面の赤枠に、上記のメールに記載されている認証コード(6桁)を入力して「次へ」をクリックします。
お客様情報の入力
居住地国の確認:「居住地国は日本のみ」を選択します。
お客様情報の入力:「名前・生年月日・性別・電話番号・郵便番号・住所」を入力します。
(注:メールアドレスは登録したものが表示されます。住所2は無ければ空欄にします。)
口座種別の選択
納税方法の選択では「SBI証券に任せる 特定口座源泉徴収あり」を選択します。
その下のNISAの選択では「NISAに申し込む(無料)」と「新規で開設する」を選択します。
特定口座にすると基本的には確定申告が不要になります。また源泉徴収ありにすることで、取引で発生した住民税・所得税の支払いをSBIが代行してくれることになります。
NISA口座をはじめて持つ方は新規で開設しますが、すでに他社の証券口座で保有している方は「他社から乗り換える」を選択します。
口座開設同時申し込みの選択
住信SBIネット銀行の口座開設を同時に申し込むかどうかの選択です。必要ならば「申し込む」、不要であれば「申し込まない」を選択します。
次も同様にSBI新生銀行の口座開設を同時に申し込む場合は「申し込む」、不要であれば「申し込まない」を選択します。
口座開設の申し込みなので基本的に「申し込まない」でOKです。
ですが住信SBIネット銀行とSBI新生銀行はとても便利で使いやすい銀行口座なので、かなりおすすめです。これからSBI証券で継続的に投資をしていくのであれば、どちらか開設しておくのもいいでしょう。
iDeCo口座開設同時申し込みの選択
SBI証券のiDeCo口座開設を同時に申し込むかどうかの選択です。必要ならば「申し込む」、不要であれば「申し込まない」を選択します。
iDeCoとは個人型確定拠出年金のことです。こちらも節税効果がたいへん魅力なのですが、基本的には「申し込まない」でOKです。
規約の確認
規約の確認画面になります。「PDF 各種規約等を確認する」(青文字)をクリックして、PDFの規約を読んでから下の確認・同意のチェックボックスにチェック(レ点)をいれます。
ポイントサービス規約の確認
SBI証券ポイントサービス規約の確認画面になります。SBI証券では投資金額に応じて各種ポイントが付与されるサービスがあり、その規約の確認になります。「PDF 各種規約等を確認する」(青文字)をクリックして、PDFの規約を読んでから下の確認・同意のチェックボックスにチェック(レ点)をいれます。
入力内容の確認
入力内容の確認画面になります。特に間違いが無ければ次の口座開設方法の選択へと進みます。
口座開設方法の選択
口座開設方法はネット(WEB)と郵送(紙)の2つから選べるようになっています。
ネットの場合はスマートフォンからマイナンバーカードや本人確認書類を撮影するだけで取引開始までの手続きがWEB上で完結します。郵送の場合は、SBI証券から口座開設に必要な書類が送られてくるので、必要書類を揃えて返送する手続きとなります。
ネットか郵送かどちらかを選び「申し込む」ボタンを押下します。
必要書類の提出
その後はSBI証券の「口座開設の流れ」の順番に従い、各自の方法で必要書類を提出します。
NISA口座は1人1口座のため審査期間が2週間程度あり、その後SBI証券から「口座開設完了通知」が選択された方法で届きます。
「口座開設完了通知」にはログインするための「ユーザーネーム」や「ログインパスワード」が記載されていますので、SBI証券のトップページ(赤枠部分)から、ログインしてみましょう。
無事にログインできれば口座開設の手続きは完了です。